債務整理 任意整理

自己破産の前に考えたい、債務整理

借金を作ってしまい、その返済に悩む人は数知れず…気が付けば多重債務になってしまい、首が回らなくなってしまった人も少なくありません。多重債務といった、まさに生活の危機に直面してしまった場合は、債務整理を検討するのがいいでしょう。それも、なるべく早めに決断するのが吉。ためらっているとそれだけ事態が悪化してしまい、いざ債務整理をと考えても、なかなかスムーズにできなかったりするのです。

 

債務整理というと、自己破産と似たようなものを想像してしまいますが、これとはまったく異なるものとなります。ちなみに、自己破産は債務整理でも現状を回復させることができなかった時の最終手段となります。債務整理にはいくつか種類がありますが、その中でも最もポピュラーなものが「任意整理」です。借りたお金は全額きっちりと返すのが当たり前のことではありますが、それが出来ない場合に債務者を助ける手段としてあるもので、借金の減額はもちろん免除もできるものとなります。

 

しかも、これにはまだオマケがあり…なんと、長い期間に渡って消費者金融と取引があった場合、過払い金という名目で、払いすぎた利息が戻ってくる事もあるのです。人によっては数十万…あるいは数百万などといった金額にまでなり、それで残りの借金も全て返済できたりもするのです。

 

そんな、まさに天からの助けのような制度・任意整理とは…一体どんなものなのでしょうか?


任意整理は個人一人でやるのは難しい

任意整理とは、債務整理の中でも最もポピュラーな手段で、実行しやすい方法ともなっています。任意整理では他の債務整理とは異なり、裁判所の介入が必要となりません。あくまでも債権者とクレジット金融機関と間でおこなう、個別の交渉となります。とはいえ、何も知らない素人が一人でできるほど簡単ではありません。それには法律の知識はもちろんのこと、ある程度の経験も必要となるでしょう。
なぜなら、その交渉では債務の返済方法や圧縮など…和解交渉をおこなっていくことになるのですが、これが個人での申し込みであれば、ほとんど受付けてもらえないものとなるからです。だからこそ、裁判所といった法律的な場所が関与してこないとはいえ、やはりここは法律に詳しい人が間に立ったほうがスムーズにおこなえるものといえるのです。

 

また、任意整理における交渉をスムーズにおこなうためには、過払い金はないかどうかを調べる為に、これまでの支払いデータというのが必要となります。そういったデータを貰うのも個人では難しいですし、ましてや計算についてはさらに厳しいものになると言わざるをえないでしょう。
ちなみに、借金が他にもある…つまりは多重債務者であった場合は、借りている会社分の個別交渉が必要となります。借りている会社が多ければ多いほど、その交渉も大変なものとなるのです。


任意整理は専門家に

弁護士や司法書士の方々は、債務整理の専門家でもあります。依頼することで、利息制限法の観点から見た債務額の引き直し計算や、債務額の圧縮した計算債務者の生活状態に合わせた交渉を柔軟かつ強気な姿勢でおこなってくれます。返済の揉め事などにも慣れているので、消費者金融会社的にはあまり無視できない存在となっているのです。

 

特に債務整理を専門とする事務所ともなると、法律を前面にだして向かってきます。過去の案件処理なども多いものとなっていますから、相手側の弱点を見つけるのも得意としています。まさに、手の内を知り尽くされているだけに、なかなか強気に出たり無視することができないのです。個人ではこうもいかないでしょう。弁護士や司法書士といった法律のプロにお願いする事で、スムーズに事を運ぶだけでなく、良い結果も出しやすくなるのですから、依頼するほうが得策といえます。


選べる借金の整理

任意整理は、苦しい状況に陥ってしまった人にはとても助かる制度ではありますが、個人でやるには難しいものとなっています。そこには、任意整理に実際に経験がある、法律的観点から対応できる弁護士や司法書士と呼ばれる人たちの力が必要であるといえるのです。債務者と賃貸業者間に裁判所が介入することはなく、直接交渉する…その交渉内容は借金の減額である事はもちろん、和解するための交渉をこない、合意の元でこれを取り決めます。債務整理は、任意整理の中でも比較的柔軟に対応できる、借金を減額させるための手続きです。債務整理をおこなう利用者の約半数の人が、任意整理を選択するほどとなっているのです。

 

ちなみに、複数の業者から借りている多重債権者は、すべてに借金に対して債務整理をおこなうことができますが、実は一部だけとか、選んでおこなう事もできるのです。ですから、住宅ローンや車のローンといった、整理したくない債務についてはそのままにしておくことが可能。生活するうえで必要となる借金は残し、それ以外の借金を任意整理する…なんてことも可能なのです。こういう柔軟なところも、任意整理の良いところと言えます。